「がむばってん」ってなんだ

犬と幼児

今日の話。

休日の朝はパン祭り。

すばるが期待の眼差しで見つめ続けて、待ち切れずに強硬手段に出た途端、パパママに怒られるという、いつもの風景。

そして9時半の朝おやつが終わった頃、アルが突然、

「るな、がむばってん　したいんだってー！」

と言い出す。

え？　がむばってん？？？　なんじゃそりゃ。

2才は謎用語が急に増える。

「がむばってんって、なーに？」

と聞くも、同じ言葉を繰り返すだけ。

「パパ、るなに、がむばってんしたの」

と言うと、そうか、パパに言えばいいんだ！と思い立ったようで、走ってパパの元へ。

「パパ、るな、がむばってん！！！」

大きな声で半分泣き声で叫ぶ。

「ねぇ、ガムバッテンって何？？？」

…パパもわからないのかいっ（そうだろうとは思ってたけど）。

しばし顔を見合わすしかない私ら💦

「あ！　アレかも！」

パパが急に心当たりを思い出して取り出してきたのが…。

歯磨きガムでした。

ちなみにパパさん曰く、こちらの商品の小型犬用サイズは、小さくて細くてあまり長く噛んでくれないから、この、中・大型犬用サイズにしてるのだとか。

パパがアルに「これであってる？」と聞くと、一瞬の間の後、「うん！」と答えて、すばるなのスヌードを取り出しにかかった。

コレ噛む時はスヌード着けさせてることも、スヌードをしまっている場所も、よく覚えてるもんだな〜と感心してしまう。2歳児の記憶力、意外と侮れない。

そんなわけで、アルのおかげでガムをもらえたすばるなコンビ。

だけど、アルが近づくと、るなは臨戦態勢。

取られるかもしれなくて嫌なのね。

すばるさんはこのガム、食べ始めるまでになぜか時間が必要らしく。いつも何故か見てるだけ、置いてるだけの不思議時間がある。

でも、アルが近づいてくると。

いつもより早く、ガムを噛み噛みし始めてくれました。

ふたりとも、前脚で上手に持って食べるなぁ。

思いがけずアルのおかげでガムにありつけたすばるなコンビ。アルがいて悪いことばかりじゃないね。

台風が過ぎ去って行く中、兄弟仲良く過ごせますようにと願った休日の朝でした。

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