「ワンコと一緒にトレッキング～晩秋～」、茂来山に登ってきました（長野県佐久穂町）。

2017年11月23日(木)
DOG DEPT GARDEN 軽井沢店さんの企画、「ワンコと一緒にトレッキング～晩秋～」に参加させていただきました。

実は本命の方は、11月3日(金・祝)の「ワンコと一緒にハイキング～たぶん紅葉～」の方だったのですが。
そちらは申込受付開始3分で定員に達したそうで。受付開始日の朝8時に申し込みメールしていた私は、キャンセル待ち8人目(*_*)
「トレッキングって、きっとハイキングを里山でやるような感じよね？、だったらそっちの方が、すばるとるなは喜ぶよね？！」なんて。
トレッキング＝ほぼ登山とは知らず、「冬のお散歩」みたいな軽装備でこちらのトレッキングの方に、私は臨んでしまいましたΣ(・∀・；)スミマセンっ。

ちなみに、場所（茂来山）が知らされたのは4日前に受信したメールにて。
参加メンバーの顔ぶれと、犬連れではない他の登山者に嫌な顔をされずほぼ貸切状態で楽しめるように微妙に時期をずらしたトレッキングスポットを、下見されたりしてセレクトいただいているようです。ありがたや～。

茂来山。標高1,717m。登山道は2コース。関東圏の中で手軽な登山体験ができる山として人気があるそうです（長野県佐久穂町観光協会公式ホームページ「茂来山（トチノキ・コブ太郎）」ページより）。

今回のコースは、日本「森の巨人たち百選」に選ばれたトチノキ・コブ太郎に出会うことができる霧久保沢コース。
そうそう、出発地点の駐車場にも途中にもトイレはないそうで、最初の集合場所は大型スーパーの駐車場でした。「出し切っておいてくださいね～」と。こういうところも初心者にはありがたいですね(*^^*)

集合場所にて知らされた、霧久保沢コースの出発点の駐車場に到着。他に車はなかったので登山客は私達だけの様子です。ほぼ貸切？それぞれ準備を進めます。みなさん、本格的で、準備もバッチリ。このあたりから軽装備だった私は不安に襲われ始めます。
しかも未明から雨だったようで、地面はドロドロなところが多く、登山大丈夫だろうかとますます不安に。

でも、装備を用意して来なかったんだもの、無いものを今から悔やんでも仕方ない。
私の準備は、カメラ。いつもの標準ズームレンズか、ゲットしたばかりの中望遠マクロレンズか。どちらを持っていくか悩むことにします。とりあえず、登山まったくの素人ですが、素人なりに看板を見てコースを確認。ここから登山道の入口まで距離１kmで徒歩15分………まあ、そんなもんかしら。気持～ちゆっくりな、ちょいちょいトイレストップが入るワンのお散歩と同じペースくらいよね。
登山道入口から途中の休憩ポイント（コブ太郎って名づけられた樹齢推定250年のトチノキ）まで距離1.1kmで徒歩30分………ん？ 距離がプラス100m程度で時間が2倍になったりする？
登山道入口から茂来山山頂までは距離2kmで2時間………なんだ、距離だけならたった2kmなのかーって、え？2kmで2時間って？？しかも途中の休憩ポイントまでは徒歩30分で着くのに、残りの900mが1時間半？

とりあえず、出発の時間です。登山道入口までは林道を歩きます。写真奥にある看板が指す先です。距離１kmで徒歩15分。そこまではワンコにリードをつけて。

そうそう、レンズは、買ったばかりの中望遠マクロレンズにしました。ちなみに105mmです。
天気が良くなかったのであまり景色を撮っても面白くないかなというのと、他に人がいないのを狙ってワンコをリードフリーにするので、ワンたちは離れ気味になるから中望遠の方が活躍するかなという予想、一番の理由は登山大変そうだということで単純にレンズが軽くて小さい方を選びました。あくまで二者の比較で、全然重くてデカイんですけれど(￣▽￣;)

というわけでリードがついてた林道は、写真なしです。登山道入口にきて他に登山客がいないのを確かめてリードをとりました。写真のとおり、地面が濡れてドロドロ。リードつけて歩いていた林道の中では、里山大好きなすばるなが興奮してグイグイいくので、引っ張られて滑ったり転んだりしそうになってたので、ちゃんと慣れた＆下調べ済みの人のアドバイス下でフリーにして歩けるのは嬉しい。すばるとるなも、自由になれて元気いっぱい、登山道に向かっていきました。
写真、るなちんのシッポ、キレイだな。

でもリードフリーにして本当に大丈夫かしらと、最初の最初はちょっと心配しましたが。すばるとるながちょくちょくこちらを心配したり、人間の徒歩ペースに合わせている様子がわかって、すぐに心配なくなりました。

足元がこーんな状態だったので↓↓↓、しっかり歩くことに集中して、写真は少なめです(^_^;)

でもその中でも、すばるやるなが、こちらを振り返って心配してみてくれている様子はなんだか幸せを感じて。
ちょいちょいと撮りながら進みました。

犬の間でも、リーダーがわかっていたようで。すばるとるなが、リーダーわんこの後について歩く姿もみれました。
基本的にわんこたちは飼い主のそばを歩いていましたが、ときどき飼い主から離れて、リーダーワンコやほかのワンコのところに行ったりして、そして戻ってきて。ワンコたちの間でも情報交換とか指示伝達とかをしていたのかなぁ？なんて想像をめぐらしたり。リーダーわんこさま。ホント賢くて可愛かった。

休憩ポイントに到着。休憩後、ここに昼食準備などの重い荷物を置いて、登頂アタックです。登頂して戻ってきたらここで昼食。
霧雨が強くなっていて（↓こんな感じの視界）、山頂の景色も期待できないし、カメラもおいていこうかなと思ったけれど。もしもなくなったら困るので、やっぱり身につけて登頂することにします。 出発。とはいえやはり、登ることに必死なのと濃霧というか雲の中な視界で、ほとんどカメラの出番なし。

そうそう、すばるとるなは元気そのものでした。私のそばを歩いていたと思ったら、パパさんの元に行ったり、また戻ってきたり。自由に往復。人間がヘアピンカーブを描くような形で登って行くような急な坂も、すばるやるなはそこを直線で行き来できるのね(；ﾟДﾟ)。

尾根まで着いてようやく1枚撮れる余裕が。汗をかいたまま山頂に行くと、寒くて汗で体が冷えるので一番上のジャンパーは脱いだ方がいいと言われた後くらいの写真ですね。

でもその後もやっぱりカメラの出番はなく（そんな気力もなく）。
そして天気が変わって晴れるような奇跡も起こらず、山頂到着。レンズが曇っていることにも気づかず、パシャリと1枚。狭い山頂、105mmの単焦点マクロ、景色は撮れません。
うっすら後ろに映っているのは、茂来山の看板と、昭和57年8月20日付の「浩宮様茂来山登山記念」の碑。
茂来山山頂は360度の絶景が楽しめる山ということで、晴れていたら、浅間山や八ヶ岳の他、瑞牆山や金峰山なども見渡せるそうだったのですが、残念。「やっぱりこの狭さ・近さで105mmマクロだとこんな感じのしか撮れないわ」とパパさんにカメラを見せると、「スマホで撮れば？」

…その手があったわ…(￣▽￣;)。

というわけで、スマホに持ち替えて、撮影。この通り、360度の見渡す限りの絶景は一切見えず。それぞれ記念撮影を楽しみ、全員の集合写真も撮ったりしていました。

しばらく山頂で休憩したあと、下山です。こんな道をくだっていかなければなので、ますます写真を撮っている余裕はありません。
でも、だんだん晴れてきて、眼下の景色も見えてきて、景色を楽しむ余裕がもててきたところで。コブ太郎が待つ休憩ポイントに到着。このときには空には青空も見えてきていて。コブ太郎のプチコブも撮れるし、背景が白くなりません。

ランチタイム。みなさんご自身のアウトドア用食器をお持ちで。別途500円払って使い捨て食器を用意してもらっていたのは我が家だけでした。そしてすっかり、ランチの写真を撮るのを忘れていました（1枚もなかった）が、メニューは、あったか粥、ポークソテージンジャーソース、小松菜と油揚げのしば漬け炒め、菊芋と牛肉のあんかけ、梨と生姜のコンポートでした。あと最初にスープもいただきました。どれも美味しかった～(*’ω’*)。みなさん、アウトドア用の椅子やらテーブルやら食器やら、慣れていらっしゃる感じ満載の休憩タイム。なるほど、こういうのを背負って登ってきていらしたのですね。こういうのが必要なのねと勉強になりました。さぁ、この荷物を背負って下山です。すばるさん、るなちんはまだまだルンルン。クンクン探偵活動にも余念がありません。リーダーワンコのもとへ行ったり。先方に人の影が見えたので犬にリードをつけるように言われて呼び戻したところ。呼べばちゃんと戻ってきてくれる良い子たち(*´ω｀*)

無事、最初の駐車場に着いて、お金を払って、着替えて、解散。
ぐっちゃぐちゃに濡れて汚れたすばるなさんや自分たちの靴を拭いて、、あまりに汚れてあまりに疲れたので、どこにも寄らずに我が家に直帰です。

すばるとるなが、本当に楽しそうにイキイキとしてくれていたのが文句なしに良かったけれど、問題は自分たちの装備のなさと体力のなさ。。。参加費が1名2,000円（税別）、別途保険加入費500円で、まったくの初心者がわんこと一緒に、リードフリーにしながらトレッキングができるのは本当にありがたい経験だったけれど、、、うん、今度はハイキングの方を、競争率高いけど、申し込み頑張りますわ(^▽^;)トラッキングはしばらくいいかな…。

お世話になりました

地図；