長友心平さんの「絵心ゼロでも描けるキャバリアイラスト教室」に参加させていただきました

2017年12月16日(土)
長友心平先生による、「絵心ゼロでも描けるキャバリアイラスト教室」に参加させていただきました。

第3回「絵心ゼロでも描けるキャバリアイラスト教室」集合写真(2017年12月16日開催)
主催者様のfacebook投稿写真より拝借し、参加者の顔がわからないようにフェイスマーク加工

長友心平さんは、NHK Eテレの「趣味どきっ!」という番組で、2015年の4~5月にかけて放送されていた「簡単&かわいくペットを描こう!」の後編で番組講師をされていました。その放送を見たデュークくんピノコちゃんママさんが、先生が開催されている「初心者でも簡単ペットの絵画教室」に参加され※、さらにキャバリア限定の教室開講を企画して先生に持ちかけて、お住いの地域の区民センターで開催実現されたものだそうです。そんな素敵な機会を作ってくださり(先生もお応えいただいて)、呼びかけていただいたことに、ただただ感謝。こんな機会がないと私、絵画教室なんて一生行くことはなかったと思います(^_^;)
先生の教室予約サイト(長友心平絵画教室)を拝見するに、現在も、三鷹市や田園調布、中央区、新宿区、横浜、大阪等で絵画教室を行われているようです。興味のある方はぜひ♪

Facebookグループキャバリア東京Aprilで第1回、第2回の呼びかけを拝見したときには、面白そうだなぁと思いつつ、ワンコ同伴はできないということで(区民センターが会場ですもんね(^_^;))、参加しないでいたのですが。教室が終わった後にFacebookに投稿されていた、参加されたみなさんの完成絵画が揃いも揃って素敵で。絵心ゼロでも本当にこんな絵が描けるのか!ひょっとしてこんな私でも?!と、第3回の呼びかけ投稿があったときに思い切って参加してみることにしました。

ちなみに料金は5,300円で、画材を持っていない場合は、アクリル絵の具・筆・紙パレットを+500円でレンタルでき、キャンバス(SMサイズ/B5より一回り小さい感じの大きさ)の購入も+500円でできます。私は当然両方を希望、計6,300円を当日会場にてお支払いして席につきました。画材レンタル&キャンバス購入の方は前の方へ~と案内されたので、端っこ族の私は教室の一番前で一番廊下側な角席を確保(笑)

なんと今回27名もの人数が参加!…って、「なんと」とか言っておきながら実はこういった教室の参加人数の相場がどんなものかまったく知らないのですが(・∀・;)、先生が「キャバリアオーナーの団結力って、、、すごいですね…」と若干引き気味に(笑)驚いていらしたので、多分すごいんだろうなと。

そうそう、参加するか悩んでいたときに、パパさんも誘ったのですが、やっぱりワンコ同伴NGだったからか、教室行って習い事みたいなのが苦手だからか(たぶん両方)、「すばるとるなと一緒にお留守番してるから行ってきなよ~」と、やんわりお断り&送り出されてしまいました。

どんな絵を描くか、写真をB5サイズにカラーコピーして持っていく必要があったのですが、一人で参加となるとやっぱり、すばるとるな両方描きたいということで散々悩んで、候補をこの写真↓に絞り込み。でも本気で絵心がないから、多分時間内で描くにはどちらか1頭が精一杯なのではと悩み始め…。
主催者様からも「初めての方は1頭の方が納得のいくできあがりになっている様子ですよ」とアドバイスをいただいていて、でも、すばるとるなのどちらかなんて選べない!とそれはそれで悩んでいたら、パパさんから「すばるは、るなが来る前に描いてもらった似顔絵や写真があって単体モノがるなより多いから、今回はるなにしたら?」と提案があり、たしかに!と即採用。1頭だけ描く場合の候補はるなのこの写真↓に、なんとか絞り込みました。

当日、両方の写真&B5サイズ・カラーコピーを持参して、先生にもご相談。
「どちらでも大丈夫だけれど、初めての方がより描きやすいのはこちらの1頭の方ですね」と言っていただき、直前まで本当に悩んだけれど、後者のるな1頭の方で頑張ってみることにしました。

教室が始まり、まずは先生から講義と描き進め方のご説明。
最初に投げかけられた、「今回初参加という方は?」「こういった絵画教室自体が初めてという方は?」「絵心が無いという方は?」といった質問にすべて挙手。私だけでなく、どの質問にも半数以上が挙手されていたので、ちょっと、いやかなり、安心できました(笑)
↑は講義の中で、「キャバリアって結構描きやすいんですよ」と、黒板にさらさらさらーっと、キャバリアを描きながら、キャバリアの特徴をとらえた描き方を説明してくださっている様子。主催者様のFacebook投稿写真からお借りしました(私の角席からは写真が撮れず席を失敗したと軽く後悔してました(^_^;))。

ざっと説明が終わり、描き描き開始。「絵心ゼロでも~」のキモはこちら↓カーボン紙とステップ別の使用色表。「門外不出の~というのは冗談で(笑)」とおっしゃっていたのでテレビでも本でも出てたので言っても大丈夫…なはず。

最初のステップでは、キャンバスにカーボン紙を置き、その上にカラーコピーした写真を置き、2Bの鉛筆で、輪郭や色の変わるところのラインをなぞって(トレースして)いきます。そして次のステップでは、キャンバスに転写されたラインをアクリル絵の具で上書き。使う色は、使用色表をみて決定。るなは白と茶色なので、「ライン」のステップ列に書かれている色(茶/バントシェンナ)を使います。その作業のときに、「途中の工程を写真に撮っておくのもおすすめですよ~」と呼びかけがあり、そうだ、そうだったーと慌ててスマホを取り出して撮影。机間巡回する先生をつかまえて、「なんか変なんです、何がおかしいんでしょう~(´;ω;`)」とか、「面長になっちゃったんです、丸顔にしたいんです、どうすれば~(´;ω;`)」とか、毎ステップ泣きついて助けていただいていました。ホントすみませんでした (´∀`;)
耳毛の中のラインはトレースする必要がなかったようで、先生からストップをかけてもらい、これにてラインのステップ完了。
続いて下地のステップに。こちらもどの絵の具を使えばいいのか使用色表を見て確認。茶毛のところは黄土色で、白毛のところは肌色で、ねっとりと塗っていくんだそうです。私の助けてオーラが通じたのか見かねたのか、グループごとの先生によるデモンストレーション説明は私のキャンバスにやってくださいました。↑の写真はその下地の塗り方関連の説明が終わったところ。これの続きを頑張ります。ねっとりね、ねっとりかー、と塗り塗り。「絵の具を溶かす水はこれくらいでいいんですか?」「先生、舌の下地は何色にすれば?」「ハーネスの部分は…」「はみ出しちゃってラインのステップで描いた線が潰れちゃったんですけど、大丈夫でしょうか~」と頼りまくり。

「犬の下地を塗り終わったら、背景も何色にするか決めて塗って、キャンバスに色の塗っていないところが無いようにしてくださいねー」との言葉に、そっか、背景か!と背景色をじっくり悩むためにそそくさと本体の色を塗り終わりにしました。背景色は、元の写真の菜の花の黄色も素敵だったけれど、茶色と同系統の色だし、本体では使わない色にしよう、女の子だし爽やかな色が良いなということで↑の写真のとおり、水色に決定。こんな感じになりました。

大丈夫だろうかと不安をいだきながら次のステップ、毛並①、元の写真をじぃっと見て、毛色の明るいところを塗っていきます。
こういうのって、暗い所から明るいところを塗り重ねていくと思っていたのに、明るいところからなのね~と驚きながら塗り塗り。明るいところの使う色は、茶毛のところも白毛のところも、白色、次に黄色だそうで、そして白毛のところは下地の肌色が見えなくなるくらい塗ってよいとのことで、グリグリ塗り塗り。

続いてのステップ、毛並②。元の写真をじぃっと見て、今度は毛色の中間色や暗いところを塗っていきます。
使用色表を見て絵の具探し。なんと、中間色のところは白毛はピンクやオレンジ、茶毛のところは赤やオレンジを使うんだそうで。茶毛なのに、ピンクにオレンジに赤を使うなんて~と驚き。色表には書いていないけれど、下地に使っていた黄土色もそれらに混ぜたりして、色んな色を使っていって良いとのことでした。暗いところも、白毛の暗い所には赤や茶色やこげ茶を使うんだそう。いろいろな色を使って描くのが楽しくて毛並みにそって耳毛をじゃんじゃん描いていたら、「もう少し、線より面を描く感じで…毛束の明るい所、中間のところ、暗いところを面でとらえて」とアドバイスいただき、「面…?面…面…めん…麺、、、ラーメン食べたくなってきた…」と、耳毛を中心にやたらと筆を入れてしまいました(・_・;)

最後に、絵の中のワンコに魂を入れる、瞳の描き方(あと鼻も)。黒目の下部分にオレンジや黄色を使って三日月を描くんだそうで。目なのに。黒いところなのに。オレンジや黄色??? 鼻を描くのにもオレンジや黄色??? そんな発想なかった、すごーーい。
でも、よく言われることだけど、知識としてわかるのと、実際にできるのは全然別モノなのよね…。
最初は、アイキャッチの白い玉を描く場所を、先生はちゃんと平行した同じ位置にと教えてくださっていたのに、「でもこのるなは正面を向いているんだから、同じ位置じゃなくて左右対称じゃないかな」とか勝手に考えて白玉を入れ。寄り目のマヌケ顔になっちゃって、るなちんの「ヒドいよママ、あたちこんな顔していないわっ」と幻聴が聞こえたり(笑)
いったんまた下地の状態と同じになるように黒寄りの焦げ茶で塗りつぶして、再チャレンジ。今度はちゃんと教えのとおり忠実にやったつもりなのに、オレンジ部分が大きく変な感じになっちゃって、またやりなおし…と、やり直しを繰り返し、めげそうに。
結局「先生~、助けて~」と先生を呼び…。そうやって何度もやり直すのは絵のディティールや瞳の存在感になっていくから良いんだよとあたたかいお言葉をいただき、ちょっと救われました。
そんなこんなで目と鼻も完成。目ができると驚くほど生きた絵になりますね…。すごいや。魔法みたい。
仕上げは、何をしていけばより良くなりますか、と聞いたところ、毛がストレートなので、もう少し、キャンバスに色がつくかつかないかわからないくらいのタッチで、ふわっとした毛を描き足していくといいということで。
最後に名前をいれて完成です。

うん、初めてにしては…というか、自分の絵心の無さから考えると、かなり、良いんじゃないかな、絵画っぽく描けている気がするしっ!!
ハーネスの線が変だけど、それは気づかないフリして進めてたから今後も気づかないフリ(笑)
あと、私はこのるなちんの写真の、ちょっとお姉さんになった感じを再現したかったんだけど、やっぱり普段の家での怪獣元気娘なイメージがついちゃっているのか、やんちゃ娘な感じに仕上がってしまいました。ま、しょーがないかっ!

参加者27名、つまり27作品を集めて、最後に講評タイム。
どの絵もホント素敵。本当に「絵心ゼロ」の人が集まっていたのかしら~???(・_・;)ひとりひとり、描いた絵を持って、今更ながらの自己紹介とともに感想を述べて先生からコメント。27名もいたので時間がオーバーしちゃって飛ばし気味でしたが。私のことについては「教えたことを、一生懸命、忠実に取り組んでくれていました」と。ええ、真面目ですからσ( ̄▽ ̄*;)

みなさんのお話を聞いていると、第1回や第2回でも参加していたリピーターの方も複数名いらした様子。毎回1作品を描き上げる1回完結なので、通常の絵画教室でも、次回はもう少し難しいのとか、2頭に挑戦とか、応用リピーターになる方が多いみたい。あと、自分の愛犬をもう一度じゃなくて、お友だちの愛犬が亡くなっちゃったから、その愛犬の絵を描いてプレゼントにというお話をされていた方もいて、そういうのもいいなぁとほっこり。1回習って終わりじゃないんですね、毎回ステキな作品が出来上がる、良い教室だなぁと思いました。リピーターが多いの納得!

教室の後ろで、先生が描かれたワンコイラストのポストカードと、先生のご著書の販売もされていました。
ポストカード、当然、キャバリアを探しますよね(笑)、ありました。

すっ、素敵すぎるっ&可愛すぎるっ!! 当然のようにお買い上げ。

本の方は、NHK放送のときの本と、ご自身の著書の2種類。

どうしようかなぁと悩んでいたのですが、NHKの方は放送から2年、もうすぐ3年で絶版になる?という話が聞こえてきたのと、本を買った人には教室終了後に愛犬の似顔絵入りのサインを書いてもらえる!と聞いて、NHK出版の方を購入しました。内容を見てみると今回とほぼ同内容だったので、良い復習になりそう。すばるとるな、描いてもらっちゃった❤❤❤
ちなみに、一緒に講師をやっていらしたカモさんの担当回のページを見ていると、キャバリアイラストの描き方が載っていましたよ~。3つ目の手順まではシルエットだから、他のカラーも同じ感じで描けるよね、きっと。練習してみようかな(笑)

2冊とも買っていた方は、両方の本に似顔絵サインをしてもらっていて、何よりもう1冊の方は、表紙カバーを外して本の本体の表紙がキャバリアイラストだったんです。あーあ、そっちを…じゃなくて、そっち「も」、買っておけばよかったなぁ~。

サイン列に並んでいた方のリクエストを真似して、私もツーショットで先生と写真を撮っていただきました❤

恥ずかしいから私の顔だけ隠しちゃってゴメンナサイ(^O^;)

とーーーーーーっても楽しい絵画教室でした。
先生、主催者さま、一緒に参加したみなさま、ありがとうございました。
すばるとるなのイラストは、今回諦めた方のツーショット写真を見せて描いてもらったのですが、「三色のトライカラーちゃんの方が描きやすいかもしれませんね~」って。Σ(゚Д゚)え?そうなの~? 次に参加する機会ができたときには、ツーショットか、すばる単体の方で頑張ろうかな(^_^)

おまけ:帰宅してすぐ、リビングに飾りましたよ~。

お世話になりました

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